序文(どうやってドレミが生まれたか)

大きな音、小さな音、

心地よい音、不快な音、

わたしたちは日常的に、あらゆる「音」に囲まれ、その「音」にそれぞれ印象を持ち、評価をし、気持ちを伝える手段のひとつに「音」を使っています。

では音楽における「音」とはなんでしょうか?

大昔、ある人が水面に小石を投げました。そして小石は着水するときに ちゃぽん という音を出し、着水した場所から円形の波紋が広がりました。そしてその波紋は広がるにつれて直径が大きくなり、そして消えました。

この波紋は、小石と水面がぶつかった衝撃によって生まれた「振動」から、時間の経過とともに振動数が減っていくと考えた、ある数学者によって、空気の振動数を上げることによって、わたしたちの耳に「音」として認識されるものが生み出されていることが発見されました。

現代では日本において「音」の1秒あたりの振動数を「周波数」、英語名では Hertz (ヘルツ、Hzと書かれます)と呼ばれています。

そして数学者はひとつの音、例えば 100Hz としましょう。この音の2倍にあたる周波数、つまり 100 x 2 = 200Hz の位置にある音が、最初の音の1オクターブ上(例えばドレミ~ドの上のド)の音であり、そのまた倍数の周波数 200 x 2 = 400Hz が元の音から見て2オクターブ上、そのまた倍数の 400 x 2 = 800Hz が元の音から見て3オクターブ上という法則があることを発見しました。

その後、元の音(ここでは100Hz)から見た 3倍の位置にある 300Hz、これを元の 100Hz から 1 オクターブ上の 200Hz までの範囲におさめるために半分に割った周波数 300 ÷ 2 = 150Hz、こういった作業を繰り返し、現在わたしたちが「ドレミ」と読んでいる音階(周波数の高さ順に並べられた音の配列)が生まれました。詳しくはこの後の「音高 (PITCH) と音律について」にまとめてありますので、ご興味ある方は一読ください。

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